【筋肉】大腿四頭筋について

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大腿四頭筋の解剖学

ハムストリングスを構成する3つの筋肉
  • 大腿直筋
  • 外側広筋
  • 内側広筋
  • 中間広筋
NaotoOkawa

大腿直筋は股関節・膝関節の動きに作用する二関節筋になります!他の3つの筋肉は膝関節の動きのみに作用する短関節筋になるため作用が多少異なります!

大腿四頭筋の解剖学

スクロールできます
筋肉名起始停止神経支配作用
大腿直筋下前腸骨棘・寛骨臼上縁膝蓋骨底
(一部は膝蓋靭帯を介して脛骨粗面)
大腿神経(L2-4)股関節屈曲
膝関節伸展
外側広筋大転子の外側面
大腿骨粗線の外側唇
膝蓋骨の外側および上縁・中間広筋・大腿直筋の停止腱
(一部は膝蓋靭帯を介して脛骨粗面)
大腿神経(L2-4)膝関節伸展
内側広筋大腿骨の転子間線の下部
大腿骨粗線の内側唇
膝蓋骨の内側および上縁・中間広筋の停止腱
(一部は膝蓋靭帯を介して脛骨粗面)
大腿神経(L2-4)膝関節伸展
中間広筋大腿骨体の前面膝蓋骨底
(一部は膝蓋靭帯を介して脛骨粗面)
大腿神経(L2-4)膝関節伸展

大腿直筋

外側広筋

内側広筋

中間広筋

大腿四頭筋ストレッチ

大腿前面は質量中心が前方に偏位した際に力を発揮することで姿勢の保持に貢献しています。

また二関節筋である大腿直筋は多用しやすく疲労しやすい筋肉でもあるため日常的なケア・ストレッチが 必要になると考えています

ストレッチのポイント

  • お尻の下を前に出す様に股関節を動かす
  • 呼吸を止めずに上半身を傾ける

腰痛が出にくい腿前ストレッチ

大腿四頭筋は股関節を伸ばし、膝関節を曲げた状態がストレッチ肢位となりますが、股関節を伸ばす際に背筋が過度に緊張する場合があります。その抑制として対側の足を曲げることで背筋に力が入りづらい環境にすることが可能となります。

大腿四頭筋ストレッチ①

膝立ち姿勢になることで股関節を伸ばした状態を作りやすくなります。ただし、足が前後に開くことでアンバランスになるため転倒に注意しながら行いましょう!

大腿四頭筋ストレッチ②

上記2つのストレッチでも伸長感がない場合は股関節をさらに伸ばした状態で実施します。背筋に過度に力が入っていないかを確認しながら行いましょう!

大腿四頭筋トレーニング

スクワット

キングオブトレーニングと言われるスクワット!その名の通り、この種目は下半身だけで無く上半身や体幹部への連動を強化する上で欠かせないトレーニングと考えています !

スクワットの詳細記事はコチラ!

ステイショナリーランジ

足を前後に開いた状態で固定し身体を上下に動かします。足を曲げた際に膝がつま先を越えないようにしましょう!※膝痛予防

フォワードランジ

直立姿勢から足を交互に前方に移動させながら行います。支持基底面が移動、変化し質量中心の変化が生じるためよりバランス感覚が必要なトレーニングとなります!※転倒に注意しながら行いましょう!

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