今秋の記事では、なかなか体重・体脂肪が落ちない原因と対策について解説していきます。
ダイエットをしていても思うように結果が出ない場合、多くの場合基礎代謝の低下が原因として考えられます。基礎代謝の低下には大きく3つのパターンがあります。
- 代謝酵素の不足
- 栄養素の吸収不良
- 肝臓・腎臓への負担が増えている
ダイエット中に起こりやすい停滞期。良かれと思ってやっていることがダイエットを阻害している可能性もあります。努力が無駄にならないよう注意しながら継続していきましょうね!
代謝酵素の不足
食事から効率的にエネルギーを作り出すためには、ビタミンやミネラルなどの代謝酵素が不足していると代謝が滞ってしまう可能性があります。この場合はマルチビタミンなどのサプリメント補給が効果的です。
ある程度ダイエットが進んでいる方は『カロリー収支』のステップはクリアしていると思います。ですがカロリー計算にこだわりすぎると摂取する食物が偏り、結果代謝酵素が不足するケースがあります。
そもそも代謝酵素とは?
私たちが食べ物から得たエネルギーは、複雑な代謝プロセスを経て最終的にATPというエネルギーに変換されます。この代謝プロセスには様々な酵素が関与していますが、特に重要なのが代謝酵素です。
代謝酵素は、食べ物を分解して吸収しやすい形に変換したり、ATPの合成を促進したりと、エネルギー代謝に欠かせない役割を果たしています。
- 新陳代謝や血液循環の促進
- 免疫力の向上
- 老廃物の排出など
代謝酵素が不足する原因
この代謝酵素の多くはビタミンやミネラルなどの補酵素を必要とします。例えば、ビタミンB1やB6、マグネシウムなどが不足すると、代謝酵素の活性が低下し、基礎代謝が落ちてしまうのです。
したがって、ダイエット中に無意識のうちに必要な補酵素の摂取が減ってしまうと、基礎代謝の低下につながる可能性があります。
このような場合は、マルチビタミンやミネラルサプリメントを適宜補充することで、代謝酵素の活性を維持し、基礎代謝の低下を防ぐことができます。無理なダイエットではなく、バランスの取れた食事と適切な補助が大切だと言えるでしょう。
吸収不良
腸内環境の悪化などにより、栄養素の吸収が十分にできない状態になると代謝が落ちてしまいます。腸内環境を整えるためにはプロバイオティクスやオリゴ糖、食物繊維の摂取が大切です。
腸内環境はダイエットだけでなく体調の維持や免疫力にとても密接に繋がっています。飲み会や仕事が忙しい方ほど乱れやすいので注意が必要です!
吸収不良を起こしやすい原因とは?
腸内環境の悪化
腸内環境は、消化吸収や免疫機能、栄養素の代謝に重要な役割を果たします。腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが整っていると、消化がスムーズに行われ、栄養が効率よく吸収されます。また、腸は免疫細胞の多くが集まる場所であり、腸内環境が良好だと免疫力が向上し、病気予防にもつながります。
腸内環境のあれこれ
※準備中
腸内環境が乱れる理由は、食生活の偏りやストレス、睡眠不足、運動不足、抗生物質の使用などが影響します。特に食物繊維の不足は悪玉菌を増やし、腸内バランスを崩します。
腸内環境が乱れる理由は
・食生活の偏り
・ストレスや睡眠不足
・運動不足
・抗生物質の使用
・食物繊維の不足
が原因とされています。ダイエットが停滞気味の方は今一度、生活習慣を見直してみましょう!
ストレス
ストレスが高まると、交感神経が優位になり、胃腸の血流が低下して代謝酵素の吸収が悪化します。
またホルモンバランスが乱れることで食欲の増進や脂肪の蓄積に繋がる可能性が高まります。
ストレスが増えると太りやすくなる理由
ストレスがかかると、副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されます。このホルモンはエネルギー供給を優先するため、血糖値を上げ、食欲を増進させます。
高レベルのコルチゾールはインスリン抵抗性を引き起こし、血糖値を高く保ち、脂肪の蓄積を促進します。
『ストレスを溜めるな!』は不可能なのでストレスが溜まっている状況の理解と解決策を用意しておくとコントロールしやすくなります!
薬の副作用
一部の薬は腸内環境を乱したり、消化吸収を阻害する作用があります。治療中の疾患がある場合や薬を服用している場合は担当のお医者様に副作用やダイエット中であることを相談してみましょう。
様々な要因が重なって吸収不良が引き起こされる場合があります!全部解決するのは難しいですが一つずつ見直していきましょう!
吸収不良を防ぐ対策しよう!
対策としては、プロバイオティクス、消化酵素サプリなどの補助食品を活用することが有効です。
また、ストレス管理や薬の使用にも気をつける必要があります。睡眠不足にならないよう生活リズムの修正や環境設定に配慮していきましょう。
吸収不良を改善することで、より効率的なダイエットを進められるようにしていきましょう!
肝臓・腎臓への負担
ダイエット中は、特に高タンパク質の食事や急激なカロリー制限が行われることが多く、これが肝臓・腎臓に負担をかけます。
高タンパク質摂取は、尿素窒素の生成を増加させ腎臓に負担を与えます。急激なカロリー制限は、体脂肪が急速に分解され、肝臓での解毒作業が増加し、肝機能に負担がかかります。
また、過度なサプリメント摂取も臓器に負荷を与える要因となります。基本的に摂れる栄養素は食事から摂取し足りない物だけをサプリメントで摂取しましょう!
しかし、実際には
・高タンパク質の食事とは?
・カロリー制限の範囲は?
などの部分が重要ですし、知りたい部分ですよね。詳細の記事も作成しますが気になる方は直接聞いていただければお伝えしていきますのでご遠慮なく!
さいごに
これらの要因を意識しながら、バランスの取れた食事と適度な運動を心がけることで、より効果的なダイエットが期待できるでしょう。
基礎代謝が落ちないよう生活習慣の見直しとケアをしっかりと行い、無理のない範囲で継続することが大切です。
この記事がダイエットを頑張る方へ少しでもお力になれれば幸いです。
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